2024.12.03
「日本慢性期医療学会にて発表」
かがやきでは、入所の皆さまに安全に食事を食べていただく事に力を入れております。
食事を食べる時に欠かせないことは、きちんと噛む力と、安全に飲み込む力です。
当院では、言語聴覚士と歯科衛生士が所属しており、少しでも安全に、楽しく食事を食べて
いただこうと中心となって活動しています。
今回、この2人が日頃の成果を11月14、15日に、神奈川県横浜で開催された
日本慢性期医療学会で発表してきました。
言語聴覚士は、「経口維持支援における伝達方法と介助方法の統一化」という
タイトルで看護・介護も足並みをそろえて、安全な食事の介助方法を継続するためには、
どういう問題点があり、どう改善していったかを中心にまとめました。
歯科衛生士は、「脳出血後の流延過多が改善された一例 ~慢性期から始められる口腔アプローチ~ 」
というタイトルで、長年流延に悩んでいた方に義歯装着からアプローチを行い、
流延する量が改善できた結果をまとめました。
また、この学会には他の看護職員も参加しており、全国の施設の取り組みから、
自分達の仕事に取り入れられる事はないかと色々と学ぶことができました。
学会に参加する事は、全国からの刺激をもらって学べる機会となり、
また、発表することは日頃の自分の業務を振り返るきっかけになります。
まだまだ未熟な私達です。ここで満足せず、今後も、全国学会への
参加や発表を積極的に行っていき、たくさん学んでいきたいと思います。